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韓国発コンテンツ、国内ランキングから世界市場へ広がる流れ
Netflixが発表した2026年9月13日週の週間Top 10集計で、韓国映画と韓国テレビシリーズの最新動向が明らかになった。韓国国内の映画部門では「Shelter」が1位を維持し、テレビシリーズ部門では「들쥐(Mousetrap)」が首位を獲得した。また、韓国発シリーズの「들쥐」と「ポーフォーハンズ(Four Hands, Two Sonatas)」は、世界の非英語圏テレビ部門にもランクインし、韓国コンテンツが国内人気だけでなく海外視聴者にも届いている状況を示した。
Netflixの週間Top 10は、世界各国の視聴データをもとに、映画やシリーズの利用状況を公開する指標だ。韓国では映画館興行だけでなく、動画配信サービスを通じて作品が評価される機会が増えており、作品の競争の場が国内市場から世界市場へ移りつつある。
今回のランキングでは、長期間ランクインしている作品と新規登場作品が混在した。「Shelter」は韓国映画部門で通算3週目のランクインとなり、「들쥐」は韓国テレビシリーズ部門で通算3週目の1位を記録した。一定期間視聴され続ける作品の存在は、配信時代における韓国コンテンツの持続的な関心を示している。
韓国映画ランキング、新作が相次いで登場
韓国Netflix映画部門では、「Shelter」に続いて「バニシング・ポイント(Vanishing Point)」が2位に入った。同作は今回が初めてランキング入りした作品で、公開後の視聴拡大が注目される結果となった。
3位には「Troy」、4位には「Hercules」、5位には「Gandhari」が入り、複数の新規作品が上位に登場した。6位の「Choir of God: Anthem」は通算3週目のランクインとなり、7位には「Anaconda 3: Offspring」が新たに加わった。
また、「ウィスパーマン(The Whisper Man)」は8位、「ブラインド・サイド(The Blind Side)」は9位、「Anacondas: Trail of Blood」は10位となった。今回の韓国映画ランキングでは、新規作品と継続視聴作品が同時に存在しており、視聴者の関心が一つのジャンルに限定されていないことが分かる。
韓国の配信市場では、映画作品もテレビシリーズと同様に、公開直後だけでなくランキング入りによって長く注目される傾向が強まっている。SNSでの口コミや海外視聴者の反応が、新たな視聴につながるケースも増えている。
『들쥐』『ポーフォーハンズ』が世界の非英語圏ランキングへ
韓国テレビシリーズ部門では、「들쥐(Mousetrap)」が1位となり、通算3週目のランクインを記録した。2位には「ポーフォーハンズ(Four Hands, Two Sonatas)」が入り、こちらも通算3週目となった。
そのほか、「나는 SOLO(I am Solo)」は通算6週目で3位、「My Secretary」は通算3週目で4位、「I'm SOLO, Love goes on」は通算5週目で5位となった。韓国国内では恋愛リアリティー番組、ドラマ、バラエティー系作品など、多様なジャンルが視聴されている。
世界の非英語圏テレビ部門では、「들쥐」が6位、「ポーフォーハンズ」が7位にランクインした。「들쥐」は週間視聴数180万回、視聴時間1750万時間を記録。「ポーフォーハンズ」は視聴数150万回、視聴時間950万時間となった。
韓国ドラマはこれまで恋愛や復讐をテーマにした作品が海外で大きな人気を得てきたが、近年はミステリー、音楽、人間ドラマなど幅広いジャンルが海外視聴者に受け入れられている。今回のランキングも、韓国コンテンツのジャンル拡大を示す動きと言える。
日本市場から見る韓国配信コンテンツの存在感
日本においても韓国ドラマや映画は動画配信サービスを通じて身近な存在になっている。Netflixをはじめとするグローバル配信サービスでは、日本の視聴者が韓国作品をリアルタイムに近い形で楽しめる環境が整っている。
特に日本では、韓国ドラマだけでなく、韓国のバラエティー番組や音楽関連コンテンツへの関心も続いている。今回ランキング入りした「들쥐」や「ポーフォーハンズ」のような作品が世界市場で視聴されることは、日本の視聴者にとっても韓国コンテンツの選択肢が広がっていることを意味する。
一方で、今回のランキングデータはNetflix公式週間Top 10に基づくものであり、日本国内での視聴順位や人気を直接示すものではない。日本市場への具体的な影響については、各配信サービスや視聴データを個別に見る必要がある。
日韓の映像産業では、作品制作や配信をめぐる交流も続いている。日本企業やクリエイターにとっては、韓国作品が海外でどのように受け入れられているかを分析することが、今後のコンテンツ戦略を考える上で重要な要素となっている。
世界ランキングが示す韓国コンテンツ競争の新たな段階
今回のNetflix週間ランキングでは、韓国作品が国内ランキングだけでなく、世界の非英語圏ランキングでも存在感を示した。これは韓国コンテンツ市場が、国内消費を中心とした段階から、世界の視聴者を対象とする産業へ変化していることを示す一例だ。
世界市場では、英語圏作品だけでなく、各国の言語や文化を背景にした作品への需要が高まっている。韓国作品の場合、韓国社会の価値観や生活文化を描きながら、普遍的なテーマを扱うことで海外視聴者との接点を作っている。
また、今回のランキングには「Physical 100: Italy」のような韓国発フォーマットの展開作品も含まれている。韓国コンテンツの競争力は、単にドラマや映画の輸出だけではなく、企画や番組形式の国際展開にも広がっている。
今後もNetflixなどのグローバル配信サービスでは、国境を越えて視聴される作品が増えるとみられる。韓国作品がどのジャンルで海外視聴者を獲得していくのか、ランキングの変化はアジア発コンテンツの国際的な流れを読み解く指標になりそうだ。
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