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市場の弱含みで検索関心が上昇
暗号資産(仮想通貨)ドージコインへの検索関心が10月23日に高まった。ビットコインの価格調整が続くなか、ドージコインが重要な価格帯を維持できるか、反発に転じる可能性があるかが焦点となった。
ドージコインはビリー・マーカス氏とジャクソン・パーマー氏が開発し、2013年12月6日に公開された暗号資産で、通貨記号は「DOGE」。ビットコインと同じく「プルーフ・オブ・ワーク(PoW)」と呼ばれる仕組みを採用し、ネットワーク手数料はDOGEで支払う。発行量に上限がなく、投資家心理や市場の注目度によって価格が大きく動きやすい。
0.0788ドルの支持線を維持できるか
暗号資産情報サイトのコインマーケットキャップが23日に公表した分析によると、ドージコインは24時間で約0.95%下落し、0.0796ドルとなった。ビットコインの調整とリスク資産への投資意欲の後退が重荷とされた。ビットコインは機関投資家の資金流入があるなかでも8万1000ドルまで下落し、同じ局面ではイーサリアム、XRP、ドージコインも一時4%を超えて値下がりした。
韓国の暗号資産交換所アップビットのウォン建て市場では、午後1時16分時点で前日と同じ106ウォン、午後8時9分の情報パネルでは107ウォンだった。同パネルによる52週の安値は96.84ウォン、高値は310ウォン。取引量は3822万2421DOGE、時価総額は16兆5235億ウォンと集計された。
短期的には0.0838ドル付近が上値抵抗線、0.0788ドルが支持線として意識されている。0.0788ドルを維持すれば売り圧力が和らぐ可能性がある一方、割り込めば0.075ドル付近まで下落するシナリオも示された。
反発には移動平均線の突破が必要
分析会社サンティメントが示したドージコインの365日MVRVは0.74程度だった。長期保有者が含み損を抱える水準に入り、売り圧力が弱まって短期的な反発につながる可能性が指摘されている。ただ、反発を継続するには0.087~0.088ドル付近にある200日と50日の移動平均線を上回る必要があり、突破後には0.10ドルを目指す展開が想定されている。
一方、ミームコイン全体の時価総額は10月初めの約351億ドルから約297億ドルへ減少した。関連市場からの資金流出が続けば、ドージコインへの新たな買いを抑える要因となる。
決済やゲームでの利用拡大を模索
事業面では、ドージコイン財団と協力する「ドージコイン・ラブズ」の発足が伝えられた。マイドージ、ドージOS、検索アプリを運営し、決済や商取引、分散型金融(DeFi)、ゲーム分野での利用拡大を目指す。ドージコイン財団も、決済機能の開発に向けてC言語ライブラリー「LibDogecoin」を開発してきた。
ただし、暗号資産運用会社ビットワイズがドージコイン現物ETFの終了を予告しており、伝統的な金融市場からの資金流入には不透明感が残る。
23日にはドージコインの見通しを扱う動画も投稿され、それぞれ1987回と520回再生された。関連検索は価格、見通し、チャート、ETF、時価総額、上場廃止の可能性などに集中している。市場の関心は、ビットコインの値動きに左右されるなかで支持線を守り、反発の壁を越えられるかに向かっている。
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