韓国でインフルエンザ流行が早まる 疑い患者は前年同期の2倍超

韓国でインフルエンザ流行が早まる 疑い患者は前年同期の2倍超

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気温低下で感染拡大に警戒

韓国でインフルエンザの流行が例年より早く始まり、予防接種への関心が高まっている。韓国疾病管理庁によると、2026年第42週(10月11~17日)に診療所を受診した外来患者1000人当たりのインフルエンザ疑い患者は17.7人だった。前週の21.6人からは減少したものの、前年同期の7.9人と比べると2倍を超える。

最近は気温も大きく下がり、呼吸器感染症が広がるリスクが増している。寒さが本格化すれば流行がさらに強まる可能性があるとして、接種を呼びかける情報が相次いだ。こうした状況を受け、10月24日には韓国で「インフルエンザ」の検索が急増した。

インフルエンザは、突然の38度以上の発熱や頭痛、筋肉痛、強い疲労感に加え、せきや喉の痛みなどを伴う。一般的な風邪より症状が重いのが特徴だ。

高齢者の接種率は前年を下回る

10月22日午後6時時点で、65歳以上のインフルエンザワクチン接種率は58.7%となり、前年同期の60.8%を2.1ポイント下回った。一方、生後6カ月から14歳までの子どもは48.6%で、前年同期の36.0%を上回った。

疾病管理庁は65歳以上、妊婦、生後6カ月~14歳の子どもを対象に国の予防接種を実施している。住所地にかかわらず、指定医療機関や保健所で接種できる。前年に接種していても、十分な効果を得るには今シーズンも改めて接種する必要があるという。

接種後に感染を防ぐ抗体ができるまでには約2週間かかる。疾病管理庁は、さらに寒くなる前の接種を勧めており、特に子どもと高齢者については、感染予防だけでなく重症化を防ぐためにも適切な時期に受けることが重要だとしている。

新型コロナとの同時接種も推奨

65歳以上には、インフルエンザと新型コロナウイルスのワクチンを同時に接種することが推奨されている。同時点での高齢者の新型コロナワクチン接種率は28.2%で、前年同期の25.1%を上回った。

また、高齢者には肺炎球菌ワクチンも選択肢として示されている。インフルエンザの合併症として起こる肺炎による入院や死亡のリスクを抑える効果が期待され、疾病管理庁は65歳以上の接種を支援している。江北サムスン病院の吉賢一教授は、季節の変わり目には免疫力が低下し、ウイルス感染後に細菌性肺炎へ進むケースが多いとして、65歳以上はインフルエンザと肺炎球菌のワクチンを早めに接種するよう勧めた。

解説動画にも高い関心

韓国では予防接種を扱った動画の視聴も伸びている。10月18日に公開されたEBSのドキュメンタリー動画は、健康な人にもインフルエンザワクチンが必要かを取り上げ、24日時点で約60万7700回再生された。新型コロナとインフルエンザの接種の必要性を扱ったKBSの対談動画も約39万7800回に達した。

検索では症状や「インフルエンザと風邪の違い」、ワクチン、無料接種、接種を受けられる医療機関などが併せて調べられており、早い流行への不安が予防行動への関心につながっている。

Source: Original Korean article - Trendy News Korea

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