『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』、ENA歴代最高視聴率 世界80カ国で支持広げる

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』、ENA歴代最高視聴率 世界80カ国で支持広げる

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新人弁護士の成長を描いた全16話

韓国ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(原題『 이상한 변호사 우영우』)は、韓国のケーブルチャンネルENAで2022年6月29日から8月18日まで放送された全16話の法廷ドラマだ。自閉スペクトラム症の新人弁護士ウ・ヨンウが、大手法律事務所「ハンバダ」でさまざまな事件に向き合い、職場や社会に適応していく姿を描いた。

脚本はムン・ジウォン、演出はユ・インシクが担当。主人公ヨンウをパク・ウンビン、同僚のイ・ジュノをカン・テオ、上司のチョン・ミョンソクをカン・ギヨンが演じた。

並外れた記憶力と、職場に残る偏見

父ウ・グァンホに育てられたヨンウは、学生時代のいじめを親友トン・グラミとの交流によって乗り越え、ソウル大学ロースクールを首席で卒業する。しかし複数の法律事務所から採用を断られ、父の人脈を通じてハンバダに入所する。

高い知能とほぼ完璧な記憶力は事件を解決する武器となる一方、率直な話し方は周囲の同僚に戸惑いを与える。ミョンソクやチェ・スヨン、ジュノが次第にヨンウのやり方を理解していくのに対し、クォン・ミヌは競争心や偏見を抱き続ける。各事件では法律上の争点だけでなく倫理的な葛藤も扱われ、ヨンウが大好きなクジラやイルカの生態に状況を重ねる場面が、解決の糸口をつかむ演出として使われた。

ハンバダ代表ハン・ソニョンとライバル事務所「テサン」の代表テ・スミの競争、ヨンウとジュノの恋愛模様も物語の軸となる。テ・スミがヨンウの実母であることも明かされる。

最終回17.5%、ENAを代表するヒット作に

視聴者の支持を集め、最終回の全国視聴率は17.5%を記録。ENAの歴代放送作品で最高となり、韓国のケーブルチャンネル史上では8番目の高視聴率となった。視聴者数でも、2020年代に放送された作品のうち7番目に入った。

Netflixを通じて北米、欧州、日本など約80カ国で同時公開され、韓国外にも視聴者を広げた。日本でも配信を通じて作品に触れられる環境が整い、韓国国内の放送局ENAの知名度を押し上げた作品が、グローバルOTTを介して各国に届く形となった。

パク・ウンビンを1年待った制作陣

パク・ウンビンは前作『恋慕』との放送時期の重複が見込まれたことに加え、自閉スペクトラム症の人物を「誰も傷つけないように」演じる難しさから、当初は出演を断ったという。制作陣はほかの俳優を想定せず、約1年待って出演を説得した。

自閉症に関する助言を担当したナザレ大学のキム・ビョンゴン教授も、誤った描写が社会に及ぼす影響を懸念して当初は参加をためらった。しかし脚本を読み、自閉症への認識向上に役立つ可能性があると判断して制作に加わった。

トン・グラミ役のチュ・ヒョニョンは、もともとチェ・スヨン役のオーディションを受けていたが、『SNLコリア』で見せた姿が注目され、グラミ役を提案された。役作りでは日本映画『嫌われ松子の一生』と『下妻物語』を参考にしたと明かしている。

放送局の改編とともに始まった話題作

制作会社エーストーリーは2021年8月に制作開始を発表し、同年10月末にはNetflixへ放映権を販売した。当初はSBSでの放送も取り沙汰されたが、撮影はNetflixとSKYでの公開を目標に進行。KTグループが2022年4月にチャンネル名をSKYからENAへ変更すると発表した後、同年6月の放送が正式に決まった。

撮影は2021年11月に始まり、ENAは放送前の5月からクジラのイメージを用いたティザーやポスター、登場人物の映像を順次公開した。KTはメタバースプラットフォーム「ZEP」に劇中の場所を再現したコンテンツも展開した。

国内外のドラマ賞でも相次ぎ評価

作品は2022年のコリアドラマアワードで作品賞を受賞。第8回APANスターアワードではムン・ジウォンが脚本賞、ペク・ジウォンが女性演技賞、パク・ウンビンがアイドルチャンプ人気賞に選ばれた。

2023年の第59回百想芸術大賞ではパク・ウンビンがテレビ部門の大賞、ユ・インシクが同部門の演出賞を受賞。第18回ソウルドラマアワードでも作品賞と、パク・ウンビンのアジアスター賞に輝いた。

Source: Original Korean article - Trendy News Korea

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