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イーサリアムが短期的な手数料集中度で首位に
分散型金融(DeFi)データを集計するディファイラマの9日データによると、チェーン別の24時間手数料ではイーサリアムが1,850万ドルで首位となった。直近の利用集中度を示す指標でも1.5倍となり、集計対象8チェーンの中で最も高い水準だった。
一方、30日間の手数料総額ではソラナが5億1,260万ドルで最大だった。ただし最近集中度は0.9倍で、短期間に利用が急増している状態ではないとされた。ハイパーリキッドは24時間手数料640万ドル、最近集中度1.0倍だった。
ステーブルコイン発行大手が手数料上位を維持
直近7日間の手数料ランキングでは、ステーブルコイン発行企業テザーが1億2,130万ドルで首位となった。前週の1億2,270万ドルから1%減と、ほぼ横ばいだった。
同じステーブルコイン分野のCircle USDCは4,210万ドルで、前週の5,050万ドルから17%減少した。手数料は利用者が支払った総額を指し、売上はそのうちプロトコルやトークン保有者に配分される金額を示すため、両者は異なる指標として扱われる。
上位にはソラナの分散型取引所PumpSwap(3,100万ドル)、デリバティブ分野のHyperliquid Perps(1,880万ドル)、予測市場Polymarket US(1,730万ドル)、Uniswap V4(1,720万ドル)などが続いた。
GMX Solanaや実物資産関連プロジェクトが急伸
最近7日間で伸びが目立ったプロジェクトでは、ソラナ上のデリバティブプロトコルGMX Solanaと、実物資産(RWA)分野のOndo Yield Assetsがともに160万ドルの手数料を記録した。
GMX Solanaは前週の110万ドルから52%増加。Ondo Yield Assetsも100万ドルから51%伸びた。実物資産分野では、Centrifuge ProtocolやSecuritize Tokenized AAA CLO Fundも新たに上位に入った。
増加率ではGrove Financeが大きく伸び、直近7日間の手数料は87万3,000ドルとなった。前週の8,000ドルから112.8倍に拡大した。ベース上のVenice、DEXアグリゲーターのLI.FI DEX Aggregator、予測市場PredictStreetなども増加を記録した。
手数料急増は安全性を示すものではない
データでは、新興プロジェクトほど手数料規模の変動が大きくなる傾向がある。手数料が急増したことだけで、プロジェクトの安全性や継続性が保証されるわけではない。
今回の集計はディファイラマの公開データを基にしたもので、投資判断を推奨するものではない。なお、預け入れ利用者が受け取る年利(APY)と、プロトコルが得る手数料は異なる指標として区別されている。
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