イチョウ葉サプリ、原料は「ぎんなん」ではなく葉 韓国当局が示す摂取量と注意点

イチョウ葉サプリ、原料は「ぎんなん」ではなく葉 韓国当局が示す摂取量と注意点

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有効成分をそろえた「標準化抽出物」

韓国で健康機能食品に使われるイチョウ葉抽出物は、実のぎんなんではなく、イチョウの葉から作られる。イチョウは東アジア原産の裸子植物で、古くから存在するイチョウ目のうち、現存する唯一の種として知られる。

葉にはフェノール酸やプロアントシアニジン、フラボノイド配糖体、ギンコライドやビロバライドなどが含まれる。健康機能食品の主要な活性成分はフラボノール配糖体だ。

成分量を一定に調整したものが「標準化抽出物」で、代表的なEGb761はフラボノイド配糖体24%、テルペンラクトン6%となるよう製造される。イチョウ葉に含まれ、肝障害との関連が指摘されるギンコール酸も、標準化の製造工程でほとんど残らないよう管理される。一方、葉の粉末を使った製品は活性成分が少なく、含有量にもばらつきがある。

韓国では錠剤や液体などさまざまな形の商品が流通し、ホスファチジルセリンなどを配合した複合製品も販売されている。

韓国当局が認める機能と摂取量

韓国の食品医薬品安全処は、イチョウ葉抽出物について「記憶力の改善、血流の改善に役立つ可能性がある」との機能性を認めている。健康機能食品としての1日摂取量は、フラボノール配糖体で28~36ミリグラム。一般用医薬品では120~160ミリグラムと、製品区分によって認可された含有量が異なる。

ただし、健康機能食品は医薬品ではない。子ども、妊婦、授乳中の人は摂取を避け、手術の前後や抗凝固薬を服用している場合は専門家に相談する必要がある。異常が出た場合は摂取を中止し、医療従事者に相談する。

薬との併用で出血リスクも

イチョウ葉抽出物には血小板が集まるのを抑える作用がある。このため、抗凝固薬のワルファリンや、抗血小板薬のアスピリン、クロピドグレルと併用すると、出血の危険が高まる可能性がある。米国麻酔科学会は、予定手術の2~3週間前から、イチョウ葉を含むハーブ製品全般の使用を中止するよう勧告している。

米国国立衛生研究所の国立補完統合衛生センターによると、よく報告される副作用は、めまい、消化器症状、頭痛など。妊娠中は早産や分娩時の出血リスクが高まる可能性があり、授乳中の安全性についても十分な情報がない。ほかの薬を服用している人や肝疾患がある人は、摂取前に医療従事者へ相談することが重要だ。

ぎんなんを食べるのとは別

イチョウ葉抽出物のサプリメントと、ぎんなんを食べることは同じではない。ぎんなんの種には、生でも加熱後でも毒性があり、重い副作用が起きた事例が報告されている。70~80個を食べてけいれんを起こした例もある。過剰摂取によって中毒症状を招く恐れがあり、特に子どもでは危険性が高い。

この記事は韓国食品医薬品安全処の健康機能食品に関する公開データなどに基づく一般的な情報であり、個別の診断や治療に代わるものではない。持病がある人や薬を服用している人は、専門家に相談してから利用する必要がある。

Source: Original Korean article - Trendy News Korea

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