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皇帝と刑事が出会うパラレルワールド
韓国ドラマ「ザ・キング:永遠の君主」は、立憲君主制の「大韓帝国」と、現代の「大韓民国」という二つの世界を舞台にした全16話のファンタジー・ロマンスだ。韓国SBSで2020年4月17日から6月12日まで放送され、イ・ミンホが大韓帝国皇帝イ・ゴン、キム・ゴウンが大韓民国の刑事チョン・テウルを演じた。演出はペク・サンフン、チョン・ジヒョン、ユ・ジェウォンが担当した。
物語の発端は1994年。大韓帝国で謀反が起き、皇太子だったイ・ゴンは父を失う。その手元に残されたのは、伝説の笛「萬波息笛」の半分と、持ち主の分からない身分証だった。25年後、皇帝となったイ・ゴンは謎の扉を通って2019年の大韓民国へ渡り、長年捜し続けてきた身分証の人物、チョン・テウルと出会う。
理系的な思考を持つイ・ゴンは、敵に立ち向かいながら次元の扉を閉じようとする。一方、文系的な感性を持つテウルは、人々の暮らしと愛を守るために行動する。異なる世界に生きる二人の共闘が、ロマンスと陰謀を交えながら描かれる。
同じ俳優が演じ分ける二つの人生
並行世界という設定を生かし、多くの出演者が二つの世界の人物を演じ分ける。キム・ゴウンは刑事テウルに加え、大韓帝国に生きるルナ役も担当。ウ・ドファンは大韓民国の社会服務要員チョ・ウンソプと、大韓帝国の皇室近衛隊長チョ・ヨンを演じた。
キム・ギョンナムは刑事カン・シンジェとカン・ヒョンミン、チョン・ウンチェは大韓帝国首相ク・ソリョンと大韓民国のク・ウナとして登場する。イ・ジョンジンも、イ・ゴンの伯父である金親王イ・リムと、大韓民国のイ・ソンジェを演じている。このほか、キム・ヨンジ、アン・シハ、カン・ホンソクらも、それぞれの世界で異なる立場の人物を担った。
大韓帝国側には皇帝や皇室近衛隊、首相、提調尚宮、王族、皇室広報室などが置かれ、架空の君主国家を形づくる。キム・ヨンオクが提調尚宮ノ・オクナム、チョン・ムソンが王族イ・ジョンインを演じた。大韓民国側では、チョン・ベスがテウルの父でテコンドー道場を営むチョン・ドイン、パク・ウォンサンが強力班のチーム長パク・ムンシク役を務めた。
放送時には演出をめぐる指摘も
放送当時は、商品を作品内に露出させるPPLが多すぎるとの指摘が出た。また、性に関する固定観念を助長する恐れがある内容について、韓国の放送通信審議委員会が勧告措置を出している。作品はフィクションであり、実在の事柄とは関係がないとしている。
2020年5月29日は、新型コロナウイルスに関連した特選映画「コンテイジョン」の緊急編成により休止となり、第13話は翌30日午後10時に放送された。
イ・ミンホがSBS演技大賞を受賞
イ・ミンホは2020年のSBS演技大賞で、ファンタジー・ロマンス部門の男性最優秀演技賞を受賞した。映画・ドラマ情報サイトTMDbでは、924人の利用者による評価が8.244となっている。
オリジナル・サウンドトラックには、Zion.Tの「I Just Want To Stay With You」、MAMAMOOのファサによる「Orbit」、キム・ジョンワンの「연」、ヨンジュの「Maze」、ハ・ソンウンの「I Fall In Love」、Davichiの「Please Don't Cry」、ソヌ・ジョンアの「꽃이 피는 걸 막을 순 없어요」、ポール・キムの「Dream」などを収録。ゲコ、キム・ナヨン、ZICO、Red Velvetのウェンディ、GUMMY、ファン・チヨル、イム・ハンビョル、キム・ジェファンも参加した。
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