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少女時代の新ユニット「ヒョリス」が好発進 『Skibidi』に見る、完成品より「過程」が支持されるK-POPの現在

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記事の理解を助けるための画像 冗談から生まれたユニットがチャートへ 韓国の女性グループ、少女時代のヒョヨン、ユリ、スヨンによる新ユニット「Girls’ Generation-HRS(ヒョリス)」が、デビュー曲『Skibidi』で注目を集めている。韓国メディアの報道によると、同曲は韓国最大級の音楽配信サービス「Melon(メロン)」の日間チャートに94位で初登場し、リアルタイムの動きを反映する「Top 100」では一時31位まで上昇した。パフォーマンス映像も公開から2日で509万回再生を超え、コメントは1万件以上に達したという。 数字だけを見れば、世界的な人気を持つK-POP作品として驚くほど突出した記録とは限らない。しかし、今回のポイントは、少女時代の全体活動ではなく、メンバー3人による新しい組み合わせであること、そして長期の宣伝を前提とした大型カムバックではなく、YouTube上の冗談から始まった企画が実際のデビューに発展したことにある。軽い会話から生まれたアイデアが、視聴者の反応を受けて音楽作品となり、チャートと再生回数の双方で結果を出した。そこに、現在のK-POPビジネスを読み解く手掛かりがある。 少女時代は2007年に韓国でデビューし、日本でも『GENIE』『Gee』などを通じて広く知られたグループだ。日本における第2次韓流ブームを象徴する存在の一つであり、K-POPが一部の愛好家だけでなく、テレビ、カラオケ、ファッション誌まで浸透していく過程を支えた。デビューから長い時間を経た今も、メンバーは歌手、俳優、タレント、DJなど、それぞれの分野で活動している。ヒョリスは、そうしたキャリアを積んだ3人が、少女時代の看板を生かしながらも過去の再現にはとどまらない道を選んだ企画といえる。 韓国で重みを持つ「Melon日間チャート」 日本の読者にとって、YouTubeの再生回数は分かりやすくても、Melonの日間94位がどれほどの意味を持つのかはつかみにくいかもしれない。Melonは韓国を代表する音楽配信サービスで、国内の一般利用者が日常的に聴く楽曲の動向を測る指標として長く注目されてきた。韓国の音楽ファンや業界関係者は、短時間の集中的な再生だけでなく、日間、週間、月間といった比較的長い単位の順位から、曲が幅広いリスナーに定着しているかを判断する。 とりわけ日間To...